この記事は長野県塩尻市の古旅館のシェアハウス「宿場noie坂勘-sakakan-」のシェアメイトとなる仲間を募集するものです。シェアハウスだけど、誰でも彼でも入居できる家ではありません。ぼくたちとと共に暮らし、各々の志を持ち、自身と向き合う場所なのです。

↑坂勘の日常風景をシェアメイトまさしが切り取ったPV
カメラのことを忘れて/気づかずに、それぞれの時間を過ごすシェアメイトの営みを映し出しています。まずはこちらをご覧ください。

募集するのは、時代を共に生きる仲間です

募集するシェアメイト
・新しい暮らし/新しい働き方を本気で実践してみたい人
「自分自身として、生きる。」ことに向き合い生きる人
・やりたい。やりたくない。自分に正直になりたい人
・フリーランサー/テレワーカー/目指せローカルビジネス起業人!など、ローカルを拠点に活動したい人

【ぼくたち(坂勘)ができること】
・暮らしの場の提供
・坂勘を含めた地域リソースの提供
・坂勘が有する場や機材、許可関係のリソースの提供
・人や情報の接点の提供
・関わったからには本気であなたの人生と向き合います

ここは長野県塩尻市。松本市の隣町で、ぼくたちが暮らす地域は、木曽路の入口でかつて京の都と江戸の都を繋いだ中山道-nakasendo-のちょうど真ん中くらいの宿場町「贄川宿-niekawajuku-」にある、築100年くらいの古旅館のシェアハウス。

【坂勘入居についての問合せ】
>>こちらから

坂勘-sakakan-の物語

元々は旅籠-hatago-という中山道の旅人を泊める宿を営んでいたんだけど、昭和5年に地域の半分以上が大火で燃えてしまって、それから急ピッチで再建された旅館建築の木造の建物で、ぼくたちが2019年にシェアハウスとして再生するまで空き家となっていたんです。

塩尻市のみなさんにも「なんで贄川で??」と驚かれるような田舎町。
この地でシェアハウスを運営してから、なんだかんだで沢山のシェアメイトの暮らしの場や生業の実践の場になっています。
(自分自身と向き合うシェアメイトたちの15人中10人が生業を生み出しフリーランスとして生きている)

この春から旅立つシェアメイトを見送って、述べ30名余と暮らしを共にした家です。

2019年GWから12月まで、200名もの人たちの力を借りて片付け〜リノベーションを行い、我らが巨匠!こうちゃん(大工)が3年間住み込んだりしなかったりで、めちゃくちゃ素敵なお家となりました!

【3D Mapで見る坂勘】


↑3D撮影を生業にするシェアメイトちいの力作

【2019年から2年間のできごとをまとめた資料】

「人まみれなシェアハウス」
「クリエイティブなローカル拠点」
「ハッピー野郎の巣窟」

などなど、坂勘を表現するテキストはたくさんありますが
「何かが起こっている田舎」そんな雰囲気がダダ漏れる古旅館には、暮らしを営むシェアメイト以外に、月5日間利用できる2拠点メンバー、宿泊者(シェアメイトの友人限定)、ADDress会員(坂勘は塩尻A邸として参画)、イベント参加者、見学者、、などなどが集まります。

今年2022年春からは、地域の休耕地を再生しシェアファームをシェアメイトやっさんが運営する「いきつけの田舎®︎シェアファーム」
贄川-niekawa-地域が所有する空き店舗となっている食堂「関所亭」の再生を手がけていく予定です。

シェアメイトや坂勘に関わる一人一人も、地域との関係性も
全ては、リアルタイムに進行中!!なのです。

坂勘season.04の仲間を募集します!!

-season.01- 2019年6月-12月
まだ坂勘にそのままの荷物が残っていて何の改修もされないままだった2019年6月から12月までの時期のシェアメイトは、ずっと片付けやDIYも暮らしながら行う共創者で、キッチンが不使用の状態で狭い1室にガスコンロで設えた臨時キッチン兼リビングで肩身を寄せ合って過ごしていました。笑

-season.02-  2020年1月-8月
キッチンのリノベーションが完了し、やっと人の暮らしができるようになった坂勘には、少しずつ新たなシェアメイトが集まり始めました。春頃には坂勘母屋は満室になりました。

それぞれの暮らしと、予定していた生業への挑戦を、そのうちにコロナが始まり出鼻を挫かれる形になってしまいました。坂勘も立ち上げから1年となる頃、沢山の人の流動を生み出していて、これから!!という時に悔しい想いをしたことをおぼえています。

-season.03-  2020年9月-2021年4月
コロナ禍によりシェアメイトが暮らしの転換を余儀なくされ、ほとんどが退去し別の道に進むことになりました。坂勘としても運営を続けていくことができるのだろうか、、?という苦難の時でした。

コロナがおこったことで変化はそれぞれで、海外に行けなくなった人、ライフチェンジで都市から地方に居を移す人など、気がつけば2020年が終わる頃には再度母屋が満室となり、2021年春には母屋の道向こうの別棟のお家を離れとして再生。最高に愉快で愛のあるシェアメイトが集まり、現在15名満室の坂勘です。

-season.04-  2020年5月-??
そして、いま。コロナが少しずつ沈静化する中で、それぞれの未来の物語が始まっていくようです。それぞれの道への門出を祝いつつ、嬉しさと寂しさが同居しています。

新たな坂勘にはどんな物語が生まれるでしょう。
これまでコロナでできなかったお祭りや地域行事が再開されて、シェアファームと関所亭が運営されて、今まで以上に地域との関係性が深まるでしょう。
流動する人々の数が増えていくことでしょう。
もはや、坂勘だけでは収まりのようのない未来となるかもしれません。

そんな、新たな坂勘を共創してくれる、仲間を募集します!
年齢/性別/職業、不問です。

シェアする暮らしをハッピーに過ごせる人で
「自分自身として、生きる。」ことに向き合い生きる人。

生み出してもいいし、拡張させてもいい。
家も、モノも、知識も、収益も、人も、地域も
シェアするのは家だけじゃない!!

ただ暮らす。だけじゃない、暮らし。
一緒にやってみないかい?

興味ある!!のなら、坂勘にお気軽にアクセスを♪

小さくてもその一歩を踏み出すのなら 
ぼくたちは本気であなたと生きていくことにする。

最高に愉しい人生を。
そのひと時を、あなたと分かち合えるなら。
そんな幸せなことはない。

未来の時間を共にする、未だ見ぬあなたへ。
長野県の宿場町より。愛を込めて。

2022年4月19日
宿場noie坂勘 店主
たつみかずき