2021.05.24

serendipity@ちい開業しました



serendipity(セレンディピティー):
思わぬものを偶然に発見する能力。幸運を招きよせる力。





この言葉にはじめて出逢った時から、
じぶんが持っている“運”はこれかもしれない
と、おもっていた。



だってどう考えてもいい人たちに出逢いすぎている。



もやもや期はたくさんあったし、
考えることがかなり習慣づいていて、もうそれが癖と呼べるくらい頭の中は常にごちゃごちゃで、
さらにはどうやら考えることが好きみたいなのでこれはもう逃げられることでもなくて。
そのぶん深く潜ってしまうことも、濃い霧に囲まれることも多かった気がする。



それにしても、だ。


常に人に助けられている。
支えられている。
救ってもらっているし、
与えてもらっている。

なんで?


こんなにじぶんはだめなのに
どうしてこんなに周りにはいい人たちがたくさんいるんだろう。
なんでみんなそんなにいい人なの?
どうしてここにこんなにいい人が集まっているんだろう。
あ、
じぶんが迷いこんでいるんだ。
じぶんなんかとは不釣り合いな綺麗な場所に、




じぶんはここにいていい人間じゃない。



そんなふうに考えることはものすごく多かった。
だってじぶんに何かの価値があるとは到底おもえない。
きっと何かのはずみでたまたま運良くたどり着いたんだ。
そうだ、運良く。







同じように、「これからじぶんが進む道」というものにも
運良く、
なんとなくタイミングで、
出逢うことが多かったようにおもう。


舞台屋さんに入りたかったのに看板屋で働き始めたときも
初めてじぶんの中の話を人にしたときも
一番入りたい会社の方とはじめて逢えたときも
地元の看板屋さんで拾ってもらったときも
イギリス行きの権利が当選したときも
そこでじぶんがやりたいことを体現している人たちに出逢えたときも
やってみたいとおもっていたことをじぶんに教えてくれる人たちに出逢えたときも


何かをやりたいとおもったときに
こういう人と出逢いたいとおもったときに
出逢ってきた。
どこを解放したらいいのか、
どこまで解放したらいいのかわからないとき
それを教えてくれて、許してくれる人たちに
出逢ってきた。








運があるな。
人から言われることも多かったけれど、
どうやら運があるな、とおもった。
そういえばくじを引いても大吉ばかり引くし
電車に乗り遅れそうになったら大体電車のほうも遅れていた。
天気が晴れてほしい日は、必ず晴れる。
そして何より、
周りの人にほんっとうに恵まれている。



じぶんの今までの人生は、
運で、
運と周りの人たちの力で
できているとおもう。
いつもおもう。





じゃあじぶんにできることは何なのか。
じぶんには何ができるのか。
何を成し遂げる?
なにで返す
生半可なことじゃ許さない。
中途半端なことなんかしたら
ちいが許さない。

serendipityは、大事な言葉だ。
簡単な覚悟では使えない。
これを体に貼り付けて歩くのだから
それに誠実にまっすぐ向き合っているじぶんでなければ
じぶんが許せないということは
わかってる。




そして、これは、
周りの人たちに
じぶんの大切な人たちに
何百倍にも何千倍にもして、
何万倍ももっともっともっと
もっと
幸せになってもらえるように、
絶対に返すという覚悟でもあって。
心の中にいつからどのくらいあったって
できなかった時の言い訳にしかならないから、
だからここに
開業報告と一緒に
serendipityの発表と一緒に、
公開して、置いておきます。








やるぞ。ちい。
絶対に逃げない。
全部と戦って、絶対に負けない。
妥協なんて死んでもしない。
もともと足りない人生なんだから
やり直してなんていられない
そんな時間、ない。
全力で挑戦して全力で失敗して
ちいを作り続けることをやめない。



足りないちいをいつも助けて
たくさん与えてくれるすべてのみなさん。
いつも本当にありがとうございます。
なにひとつ大袈裟じゃなく、
全部のことはみなさんのおかげです。
関わってくださった人たちひとり残らず全員、
本当に全員に心から感謝しています。
絶対に返します。
それだけのためにちいは全部を頑張れます。
いつもありがとうございます。
そして、
これからもどうかよろしくお願います。




2021.05.14 
serendipity 開業 
代表 ちい☻